家族支援室

悩みや不安、夫婦・パートナー・親・子ども等のお悩みを話してみませんか?お一人でもご家族一緒にでもお気軽にご相談ください。

家族支援室について

悩みや不安の背景には少なからず家族の影響があります。

また時代とともに家族を取り巻く環境も変化し続け、家族の問題も多様化し複雑になってきています。

「家族の問題は家族で解決と抱え込まず」ご相談にいらっしゃいませんか。家族の様々な問題を家族支援士がサポートさせていただきます。

おひとりでも、ご家族ご一緒にでもお気軽にご相談ください。

※ご相談内容の守秘義務を厳守します。

※杉並子育て応援券の利用ができます。(杉並区子育て応援券事業「子育てをサポートする家族支援室」003-0063)


相談日

曜日:月・火・水・金・土

時刻:11時・13時・15時

料金

家族面談:全日・80分・8,000円

個人面談:平日・50分・5,000円

土曜:80分・8,000円

家族面接

カップル、親子等2名以上が一緒に面接。カウンセラーも2名体制で対応します。

個人面接

カウンセラー1名で面接します。

予約受付

月火水金:10:00 ~ 16:00

電話予約:03-6750-8011

NPO法人日本家族カウンセリング協会

〒166-0011

東京都杉並区梅里2丁目40−16 ビラージュ白井

よくあるご質問

Q1. 家族のことで悩んでします。家族カウンセリングは個人カウンセリングとどう違うのですか?

A1. 個人カウンセリングは基本的に相談される方の内面に焦点を当てて問題解決をはかります。家族カウンセリングは家族の関係や家族を取り巻く様々な状況を視野に入れて考えていきます。家族の問題を解決、改善していく事を目的としたカウンセリングです。


Q2. 家族と一緒に相談を受けに行かなくてはいけないですか?大学1年で退学した後、引きこもって2年になる息子のことで相談したいのですが、昼夜逆転の生活をしている息子をそちらに連れて行くのはとても無理です。親だけで相談にうかがってよろしいでしょうか?

A2. 親御さんだけでも大丈夫です。今までもいろいろご苦労や努力をされてこられたと思いますが、改めて現状を解決、改善していく為にはどうしたらいいか家族支援士と一緒に考えていきましょう。ご主人のお力添えが大変有効だと思いますので、是非誘ってみてください


Q3. 身体に障害があり養護学校に通っている子どもの母親です。がんばっていますが、時々とてもつらくなります。夫に話してもなかなかわかってもらえません。どうしたらいいでしょうか?

A3. お子さんのお世話を毎日お一人でがんばっていらっしゃるようですね。ご主人の理解があれば気持ちが楽になるでしょう。日ごろのご苦労をお聞かせください。ご主人の協力を得られるヒントが見つかるのではないでしょうか。


Q4. 夫婦関係がうまくいっていません。毎日が辛く、離婚も考えていますが、はっきり決断できません。夫が一緒に相談に行くとはとても思えないのですが、そんな曖昧な状態でも相談できますか?

A4. 「離婚」という大事なことをそう簡単に決断しきれないのは当然だと思います。辛い気持ちをこちらで話されることで気持ちの整理が出来て、一人で考えている時には見えなかったことも見えてくると思います。そのうえで一緒にご夫婦の事を考えていきましょう。


Q5. 3歳児と1歳児の母親です。育児に疲れ切っています。最近は社会から取り残さているような孤独感に苛まれ、気づくと涙を流していました。育児の悩みも相談できますか?

A5. 今まで頑張って来られたのですね。子育ては本当に大変です。おひとりで抱え込まずに、お話に来られるだけでも楽になることもあります。 また育児の協力、手助けをご主人や様々な機関からどうしたら得られるか一緒に考えていきましょう。杉並区子育て応援券も利用できます。お気軽にいらしてください。


Q6. 家族問題で家族カウンセリングを受けていますが、自分自身も色々なことで悩み、疲れきっています。個人的に私自身の話も聴いてもらえますか?

A6. 今までご苦労が絶えずに、おひとりで色々抱え込んでこられたのですね。ご自身の悩みに寄り添う個人カウンセリングも受けていただけます。特に家族カウンセリングと個人カウンセリングを併せて受けていただくことで、様々な相乗効果があるのではと思います。


Q7. 息子夫婦の孫の育て方が気に入りません。ゲームはさせ放題で、食事もいい加減なので、孫の将来のことが大変心配です。夫は私たちが口出しする事ではないと言って、取り合ってくれません。なんとかしたいのですが、どうしたらいいでしょうか?

A7. どうぞ相談にお越しください。お母さんの目から見た息子さんご一家の様子などをうかがって、お母さんにも息子さん一家にとってもどうするのがいいか考えましょう。ご主人のお考えもうかがいたいので誘ってみてくださいませんか?


Q8. 小学校の養護教諭です。保健室登校している小6の児童の事で私も担任も因っています。母親面談をしたところ家庭内に事情があるようなのですが、教師の立場で関わるのが難しく、そちらでご相談にのっていただくことはできないでしょうか?

A8. 教師というお立場で、児童のご家族の中に立ち入る難しさを感じました。家族カウンセリングでは、学校とは違った形の援助ができると思います。こちらで話されたことはお母さんに無断で学校に話したりはしないことをお伝えいただいて、安心して相談に来られるようにすすめてみてください。


Q9. 職場の部下が、仕事に身が入らず周りにも悪影響を及ぼしています。どうやら家庭内に問題を抱えている様子で、上司の私も相談にのりきれません。そちらを紹介したいのですが、お願いできますか?

A9. ぜひご紹介ください。ご当人にも職場全体にとっても早目の対応が肝要というご判断だと思います。心配事を解決して仕事に専念してもらいたいという上司としてお気持ちをお伝えになって、相談に行くようにすすめられてはいかがでしょうか。なお、申込みはご本人からとなりますので、その旨お伝えください。


Q10. 何回ぐらい相談に行けば、解決するものでしょうか?

A10. 相談内容によって回数は違い、一概に何回とは言えません。1、2回の相談で目的を達して終了する場合もありますが、月1回の面接で5~10回程度で終了するのをおおよその目安にしています。


Q11. 相談を受けたいのですが、どのような手続きが必要ですか?

A11. 相談の申込みはホームページと電話による予約制にしています。ホームページ記載のURLの申し込みフォームに必要事項と大まかな相談内容を入力してお申しみください。その後、確定のご連絡メールを差し上げます。電話での予約受付も承ります。どちらのお申し込みでも、来談される方の希望に沿って面接日を設定させていただきます。相談の予約などについては「申し込み手順」のページをご参照ください。申し込みをするというあなたの行動が初めの一歩です。


Q12. 相談したいのですが話したことが外に漏れるのではないか不安です。大丈夫でしょうか?

A12. ご安心ください。プライバシーは厳守いたします。相談の中で知りえた事柄は守秘義務によって堅く守られます。学校や医療機関など外部との連絡が必要な場合は必ずご本人・ご家族の同意を得て行います。


Q13. 相談にのってくれるのはどんな人ですか?

A13. 家族カウンセリングの専門職である家族支援士が相談に応じています。家族支援士は家族の心理的問題に関わるのに必要な理論と技法について所定の研修を受けた後、家族心理士・家族相談士資格認定機構の審査を経て認定された家族相談士のうち、更なる研修・研鑽を重ね審査を経た、当協会が独自に認定する資格です。詳しくは協会事務局(03-3316-1955)にお問合せください。

相談事例

家族のライフスタイルに合わせて、6つの相談事例を紹介します。なお、ここにあげるものは、相談に来られた方のプライバシーの保護のため、いくつもの類似の事例をもとに再構成したものです。


育児につかれた私 ~子育て応援券を使って~

私は35歳の主婦です。36歳の夫と3歳の長男、1歳の次男と4人で暮らしています。次男が生まれてからは、長男が一緒に遊んでと私にまとわりつき離れない。次男は夜泣きが激しい。夫の帰宅は毎日深夜。私は心身ともに疲れ切っていました。そんな生活の中で私の唯一の救いは、休日に夫が長男を遊びに連れ出してくれることでした。その時だけはホッとできる自分の時間が持てました。

でもある休日に夫が起きてこないので起こしに行くと、夫はいなくゴルフバッグもありませんでした。その時私の中で何かがプッツンと切れました。それからの私はだんだん体が鉛のように重くなり、夜も眠れず食欲もなくなり、何をする気にもならなくなりました。食事も作れなくなった私を夫は自分の後ろめたさもあったのか当初は黙認していましが、2週間位経ったある日、突然大声で私を責め始めました。私は言い返す気力もなく、子どもたちは驚いて泣きじゃくるばかり。まさに地獄のようだと思いました。

実家の家族とは昔から仲が悪く今でもあまり連絡は取っていませんし、夫の両親は近くにいますが、結婚を反対されたので頼りたくありません。最近は社会から完全に切り離され、子どもと自分だけの暗い世界に落ち込んだような孤独感に襲われます。気付くと何故か涙が止まらなくなっています。このままでは本当にだめになってしまうと思った時に、杉並区の子育て応援券を思い出しました。応援券で家族カウンセリングが受けられると知り、藁をもすがる思いで相談に行きました。

心身共に疲れている私にカウンセラーは、今は無理をしないでゆっくりすることを勧めてくれました。突然何も出来なくなった自分にとても戸惑っていたので「今まで充分に頑張って来られのだから今は無理をしないでゆっくりしましょう」という言葉で、我慢していた思いが一気に溢れ出して大泣きしてしまいました。こんなに泣いたのは久しぶりです。でも少し楽になった気がしました。

カウンセラーから次回はできたら夫も一緒にと提案されたことを伝えると、夫は案外あっさり承諾してくれ合同面接を受けることになりました。

カウンセラーが夫に「お忙しいのに休日にはお子さんの面倒をみていて、奥さんはとても助かっているようですよ」と話しているのを聞いて、私は一度も夫に助かっていると言ったことがなかったと気付きました。カウンセラーは今の私の状態を夫に伝えて、夫婦で力を合わせてこの状況を乗り越えていくことの大切さ、また夫の両親にも夫から協力を頼んでみて下さいなどを提案してくれました。夫はカウンセラーの説明で今の私の状況初めて理解してくれたようでした。カウンセラーは私には、一人で抱え込まず周りの人に協力してもらうことや、子育て応援券を活用して子育てサロンなどに行き、なるべく外の人と繋がりを持つ事を提案してくれました。

今も相変わらず子育ては大変ですが、夫や周りの人達に助けてもらってだいぶ楽になって来ています。


17歳の願い ~小さかった頃の家族に戻りたい~

私は私立の中高一貫の高校2年生です。高校2年になってから、いつも一緒だった友人が私を避けるようになってきました。ラインでもう一緒に遊びたくないと言われ、すごく落ち込んでしまいました。そのことが頭から離れなくて夜も考えてしまい、遅くまで起きていることが多くなってきました。そのため朝起きられず、度々学校に行けなくなりました。母には、体の弱い弟のこと、家事、パートの仕事と毎日忙しそうだし、心配もかけたくないので、話していませんでした。父は小さい頃は一緒に遊んでくれましたが、この頃は仕事が忙しいらしく、いつもイライラしています。たまに顔を合わせると、大学は公立に行け、上を目指さないのはクズだと言われ、話したくないので話していません。私は、学校の成績は悪い方ではないけれど、行きたいのは専門学校、犬のトリマーの学校に行きたいと思っています。このことも両親に話していません。

この頃、父と母は、お互いに殆ど口をきいていません。そばに居ても二人は目を合わせようともしていません。嫌な空気で、そこに居たくないので、自分の部屋になるべく閉じこもっています。

この前、弟が塾に行って、私が早目に帰ったら、母がソファに座って泣いていました。私の姿を見ると涙を拭って夕食の支度をしてくれましたが、元気なさそうでした。

ある日のこと、突然、母が私に学校を休みがちになっているのかと尋ねてきました。担任の先生から電話で連絡があったそうです。学校に出かける時間に、未だ家にいると「学校行きなさいよ。」と言いながら母は忙しそうにパートに出かけます。夕方、学校に行ったかどうか聞かれるけど、面倒なので、いつも「行ったよ。」と嘘をついていました。それで私が学校を休みがちになっているのを知らなかったみたいです。母から嘘をついたことを詰られました。でも夜遅くまで起きて考えてしまっていることは言えませんでした。心配かけたくないもの。

何日か経って、母からここへ一緒に行こうと言われました。私は行きたくないと言いました。忙しそうだし、これ以上心配かけたくないと思ったのです。これから学校を休まないからと言ってどうしても行くのは嫌だと言いました。

そうしたら、どうも母一人でここに来たみたいです。帰ってきて、どうだったって聞かないうちに、ここでのことを話してくれました。気になっていることを話せ、聴いてもらえたと嬉しそうでした。母の明るい顔は久しぶりでした。カウンセラーから、父と私達も次回ここに来るように勧められたそうです。

母が喜ぶのだったら私も行っても良いかなと思いました。父には私が一緒に行こうと勧めたいと思います。小さい時のように、家族で一緒に、買い物や遊びに行ける日がくるかなあと、そんな希望も湧いてきました。


熟年夫婦のコミニュ二ケーションのすれ違い(相談室の会話の様子)

結婚して36年、ほとんど必要な事以外は会話が有りません。夫は70歳、私も63歳です。夫の友人から紹介され、交際1年ほどで結婚して娘が2人いますが、上の娘が一人暮らしを始めて結婚し、孫がひとりいます、下の娘は中学の時に登校を渋り、高校認定資格は取りましたが、大学は中退して今はアルバイトをして家にいます。夫に対して、ずっと気を使ってしまい思ったように話せません。夫も私に対し不満が有るようで、よくイライラしています。このままの状態はお互いに辛く、二人でカウンセリングを受けることにしました。

カウンセラーから私に「どんな時にご主人はイライラするのですか?」と聞かれ「私が掃除や整理をして片付けたり家具の位置を変えたりすると、『勝手に片付けた、この家具の位置はダメだ。』と元の位置に家具を戻したりします。」と答えました。また夫に対し、「どうして奥さんにイライラするのですか?」と聞かれ夫は、「妻は自分のやり方でなんでも進め、人の気持ちを無視して勝手にやるので腹が立ちます。」と言っていました。

カウンセラーからは、「お二人で相談してから家具の配置などを決めたらどうですか。」と言われたのですが、私は「相談をすると夫の意見というか語調が強くて、私が我慢することになるので、サッと一人でやってしまうのです。」と答えながら、確かにやり方としては良くないかなと思いました。でも、カウンセラーにこの間、夫が娘に「冷蔵庫の挽肉が買ってから時間が経ってるけどどうしょうか?」と挽肉をどのように調理しようかと話していた時に、私が「焼けば良いじゃない」と言った途端、夫は大きな声で「出しゃばるな。」と強く怒ったことがあったことを伝えました。またそこでカウンセラーから夫に「どうしてその時怒ったのですか?」と質問され、夫は「こちらが娘と話している時に余計なことを言ってくるからです。」と答えました。夫は私に指示されたように感じ、私が二人の様子を見ず、聞かれてもいないのに横から口出しされたのがとても不快だったと話しました。

カウンセラーからは、まず夫に対し大きな声で怒るのはくれぐれも辞めてほしいこと。怒りは相手の気持ちを萎縮させ、怒りの感情が相手に移ってしまうことなどの説明を受けました。そして夫に対し怒りの回避の仕方や、私にも自分の思いをなぜ夫に伝えられないのか、ゆっくりと話し合っていきましょうと言われました。次回はそれぞれの生まれ育った家の家族図を描いて、お互いの家族につい詳しく見ていくことになりました。


ひきこもりの娘を心配する母親 ~初めて聞いた娘の気持ち~

10年前からうつ状態の次女のことです。次女も私も既にいくつかのカウンセリングを受けているのですが、ここの相談室では家族の事、しかも2人一緒に話ができることに次女が興味を持ったので相談してみることにしました。

次女は現在37歳。始まりは就活の躓きでした。あまり社交的ではなくおとなしい次女でしたが大学での成績も良かったので、就活に全て失敗した時にはとてもショックを受けていました。それでもその後は通信教育で心理系を学び、引きこもりのボランティアをして頑張っていました。でも真剣に取り組みすぎてだんだん落ち込むようになり、うつ状態になり仕事を辞めてしまいました。

最近は気分が落ち込んでくると子どもの頃のことを想い出し、そして私を許せないという感情がこみあげてくるようです。

次女が子どもの頃は夫と長女と義母の5人暮らし。自営業の中、体が不自由な義母の世話と仕事と家事とでとても忙しい毎日。それに義母は厳しい人で、世話をするのは嫁の当然の仕事という考え。夫も同じで少しも手伝ってはくれませんでした。ですから確かに子どものことは二の次だったかもしれません。

長女が中学で問題を起こした時も、経営が大変な時期と重なり本当に辛かったです。私なりに一生懸命に解決したのですが、それ以来関係が良くなくて、高校卒業後に長女は家を出ていきました。今は何とか自分で暮らしているようですが、ほとんど行き来はありません。私のことを恨んでいるようです。

次女はおとなしくて1人で何でもでき、成績も良かったので安心していました。ただ後から長女に聞いた話では、次女は高校時代いじめにあっていたそうです。学校は休みがちだったかもしれませんが、その時も私は義母が再び倒れてそれにかかりきりで、実はあまりよく覚えていないのです。その頃の私は、誰も私の大変さをわかってくれないという気持ちでいっぱいで、苦しくてヒステリックに怒鳴り散らしてしまうこともありました。そうせずにはいられなかったのです。

次女は自分が今のようになってしまったのは私のせいだと言います。時々急に大声で泣き叫んだりします。私のせいとはどういうことなのか聞きたいのですが、次女が益々不安定になるので怖くて聞けないでいます。

次女と相談に行くと2人のカウンセラーがまず私の気持ちを丁寧に聴いてくれて「ご家族のために頑張ってこられましたね。皆さん、そのことはちゃんとわかっているはずですよ」と言ってくれました。次女の方をチラッと見ると、うつむきながらも頷いていました。嬉しかったです。それから次女が、子どもの頃に言えなかった寂しさや、ずっと母親に頼り切っている自分がもし見捨てられたら1人では生きて行けない、という不安な気持ちを穏やかに話してくれました。

初めて知った次女の気持ちでした。一緒に相談に来て本当に良かったと思いました。


2人の関係は2人で築く ~一緒に暮らし始めてみたら~

大学で同学年だった私たちは学生時代に2年間付き合い、就職を機に結婚を前提として同居を始めました。2人とも早く一緒に暮らしたかったからです。翌々月には式の日取りも決め、2人とも楽しみに準備を始めていました。少なくとも私はそう思っていました。

ところが先日、彼女は突然、結婚が嫌になったと言って実家へ帰ってしまいました。何度LINEで連絡し理由を聞いても、私に悪いところがあったら直すと言っても、「あなたとは話したくない、ただ嫌になっただけ」という返事ばかりです。同居する時に私の両親からは少し早すぎると言われた手前、両親に相談も出来ないし、友達はみな独身だし、誰にも相談できず一人ネットでこんな悩みを調べる毎日でした。そんなある日“家族についての悩みを相談してみませんか”というHPを見つけ、そうだ思い切ってここに相談しに行ってみようと思いました。

最初は私1人で行きました。カウンセラーは私の話を聴いて「とても困っていらしたのに1人で悩んで…辛いですね。」と言ってくれました。そしていろいろ話した後で「次回は彼女を誘ってみませんか?」と。「彼女は私とは話したくないのだから無理です」と言うと「二人だけでは話せなくても第三者が入ると話しやすいこともあります。ダメで元々、話し合いたいという気持ちを伝えてみて下さい。一緒に来られなくてももちろん構いませんので。」と言われました。早速カウンセリングを受けたこと、彼女と一緒に受けたいということをLINEで伝えると、彼女は数日考えて「2人きりじゃないなら一度だけ行ってもいい」と返事をくれました。

2回目は私たちとカウンセラー2名で話しました。最初彼女は「もう嫌になった」と頑なに言っていましたが、暫くするとふと呟くように「私のことバカにしている。」と言いました。それから思い出したように、家事を上手く出来ないと馬鹿にされた、3ヶ月で転職した時に我慢が足りないと言われた、などと話し始めました。私は決してそう思っていたわけではありません。誤解なのです。でも彼女はそう感じてしまっていました。

私たちは社会人1年生で自分の事だけでも大変な時期です。お互い相手の事まで考える余裕がなかったのかもしれません。其々違う人間、お互いの気持ちが一緒とは限らない、確かにそうだったのです。そして「2人なりの関係を2人でこれから築いていけたら良いですね」というカウンセラーの言葉は、一緒に暮らすことだけが目的だった私に、それだけでは駄目なのだと気付かせてくれました。

一度だけと言っていた彼女も、もう少し2人でカウンセリングを続けてみたいと言ってくれました。今も彼女は実家ですし、これからのことはまだ想像出来ません。でも少しだけ前に進めたような気がしています。


妻に言われて夫婦のカウンセリングに行きました

私は50歳でIT関連の会社のマネージャーを勤めています。仕事は忙しくコロナの前は夜も毎晩遅く、休みの日はできるだけ身体を休めるよう努めていました。コロナになってテレワークが増え、これまでにない気遣いもあって別の意味で忙しくなり、身心共に疲れがかなり溜まってきています。

妻は同い年、職場で知り合って結婚。大学に行っている娘が1人いて3人暮らしです。妻は出産を機に退職し、以来ずっと専業主婦をやってます。そこそこ不自由のない暮らしをさせていると思ってます。時には友だちとランチに行ったり、毎日忙しい私を横目に結構楽しく過ごしているようでした。

ところがコロナが勃発して、この1年私が家にいるせいなのか、妻の私に対する態度がぞんざいというか、なげやりになってきて、最近は口もろくにきかなくなってきたのです。何が不満なのか、聞いても答えないし、まったくこっちは誰のために毎日窮屈な思いをしながら忙しく働いているかって…、時には「ちゃんとやれよ!」と声を荒げることもあります。

そんなある日、妻からこの1年間これ以上夫婦生活を続けていけないと思い悩んでいて、友だちに相談したら、カウンセリングを紹介してくれて受けに行ったと告げられました。初めてのカウンセリングでは話をよく聴いてくれたらしく、大層気に入って「一度ご主人を連れてきてください」と言われたので一緒に行って欲しいと言われました。あまりの突然に面喰いましたよ。メンタルをやられていない私がなんでカウンセリングを受けなきゃならないんだって。それより妻が離婚を考えていたなんて、全く青天の霹靂です。最初は断りましたが、あまりにしつこいのでしぶしぶ承諾しました。

面接当日、どうせ妻は私の悪口を山ほど吹き込んでいるだろうから、私にここ治せ、あそこが悪いと指摘されるのだろうと気を重くしながらついていきました。

迎えたのは一見にこやかな女性のカウンセラー2人。2人がかりで言い込められるのか、と一層落ち込みました。

すると、ちょっとした会話の後、カウンセラーは、私の気持ちを知ってか知らずか「今日はどんな気持ちでいらっしゃいましたか?」と尋ねてきたのです。隠してもしょうがないので思っていることを話したら、妻には睨まれましたが、カウンセラーは優しく、そういう気持ちを持ちながらも同行したことを凄く労ってくれました。

そしてここでは妻の思い悩んでいる気持ち、私自身の気持ちを話しながら、今ある夫婦の問題を整理し、2人にとってよりよい方向づけが出来るよう、一緒に考えていきましょう、ということでカウンセリングが始まりました。

妻が思いつめてきた気持ちを聴いて驚くこともありましたが、私も思うところを言わせてもらいました。妻と私のどちらにも偏らずに気持ちや話を聴いてくれるので、あまり感情的にならずに安心して話せたと思います。

そしていろいろな事を喋る中で、2人で無理なく出来る日常の小さなことを決めて、次回の面接までにそれをやってみることになりました。約束したのでやってみようと思います。やった事でどうなっていくのか、今、少し期待する自分がいます。