「婦人公論読書会」おんなとおとこの工夫、生涯を連れ添うために!

「婦人公論」を中心に読書会をやっています。昨今、男女の出会いも難しいですが、結ばれてからも難しい。つまり結婚はしたものの、生涯を連れ添うのは、実はかなり難しいもの。
読書会の目的は、そんな結婚の現実の中でも、なんとか「添い遂げる」工夫を学び、創出すること。離婚も選択肢ですが、ちょい横に置いておきます。

new読書会報告 : 2020年12月5日

第21回オンライン読書会(8)(ラインビデオ通話による)
<参加できる阿佐ヶ谷婦人公論読書会>「おんなとおとこの工夫 生涯を連れ添うために」 2020.12.5

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
2020年4月より ラインによるオンライン読書会を開催しています。

★テキスト・テーマ:
  ○ 週刊文春WOMAN2020秋号
     「女の問題は国境を越える」海野なつみ×チョ・ナムジュ
      海野なつみ・・「逃げるは恥だが役に立つ」
      チョ・ナムジュ・・「82年生まれ キム・ジヨン」

★参加者 :13名 (女性10名 男性3名)

★参加者の感想★
はじめに、「感想文」を書くはずなのですが、当日自覚がないまま記録していなかったため、「感想文」になっていない事をお詫びします。
私はひきこもり家族会を運営し、相談を受けています。「ひきこもり」の当事者とその家族の人間関係はまさに、男と女の問題が深くかかわっていると感じています。相談に来所する人は殆どが母親です。ひきこもりの相談に来ているのですが、話す内容は家族内の人間関係の不調です。それが女性の視点から語られるのです。
「82年生まれ、キム・ジヨン」の中に、夫の実家へ帰省するたびに体を壊す、主人公ジヨンと同じことが、日本のお母さん達にも起きている。昭和初期生まれの女性たちは愚痴を言いながらも我慢していたが昭和40年以降生まれの女性たちは我慢せず行動を変えている。「夫の実家には夫が行き、妻の実家には妻が行く」。そうすることで自分を守り、夫との衝突を避けている。しかしジヨンのように夫の実家へ行くたび身体の具合が悪くなる妻たちはまだ大勢いる。それに反して夫の言い分は伝わってこない。
夫たちはどのように思っているのだろうか。嵐の過ぎるのを低姿勢でやり過ごしているだけなのか、「妻たちの嘆き・夫たちの沈黙」というテーマの本が1冊書けそうなほど相談に来所する人の多くが、その問題を抱えている。これは家族の結びつきが強いイタリアでも同じような事が起きていると聞く。クリスマスに、どちらの実家に行くか夫婦げんかの嵐が起きているそうだ。
カップル間の紛争の原因が「家族」であることの悩ましさ。この「家族」の人間関係こそが様々な問題の起源となっている。ひきこもりの問題を抱えた家族の中で、関係性が良好な夫婦はほとんどいないと感じている。関係性に問題を抱えた夫婦の子供が、その環境の中で別の問題を抱えて苦しむ。この循環をどのようにして解いたら、家族は幸せになれるだろうか。そこがゆるく解けていく事で問題の多くが回復していくように思われる。
読書会で男と女をテーマにすることは、この世で起きる問題のほとんどをカバーする事と思う。次回の読書会も期待しています。
(家族支援士 山本 洋見)


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